報道によると、白石隆浩被告は2017年、SNS上で自殺願望をほのめかした当時15~26歳の男女9人を誘い出し、女性8人に性的暴行したうえ、男性1人を加えた9人を殺害し、現金を奪ったなどとして強盗殺人などの罪に問われた。
東京地方裁判所立川支部の矢野直邦裁判長は「いずれの被害者も殺害されることを承諾していなかった。被告には完全責任能力があると認定した」と指摘し、「9人の若く尊い命が奪われた被害結果はきわめて重大だ。被害者は死者としての尊厳を踏みにじられた」と述べ、検察の求刑どおり死刑判決を言い渡した。NHKが報じた。
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