神奈川県座間9人殺害事件 被告に死刑判決

2017年に神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が見つかった事件の裁判で、東京地方裁判所立川支部は15日、強盗殺人罪などに問われた白石隆浩被告に対し、検察の求刑どおり死刑判決を言い渡した。NHKなどの日本のマスコミが報じた。
この記事をSputnikで読む

報道によると、白石隆浩被告は2017年、SNS上で自殺願望をほのめかした当時15~26歳の男女9人を誘い出し、女性8人に性的暴行したうえ、男性1人を加えた9人を殺害し、現金を奪ったなどとして強盗殺人などの罪に問われた。

東京地方裁判所立川支部の矢野直邦裁判長は「いずれの被害者も殺害されることを承諾していなかった。被告には完全責任能力があると認定した」と指摘し、「9人の若く尊い命が奪われた被害結果はきわめて重大だ。被害者は死者としての尊厳を踏みにじられた」と述べ、検察の求刑どおり死刑判決を言い渡した。NHKが報じた。

関連ニュース

コメント