トランプ氏 米司法長官の退任を発表

ドナルド・トランプ米大統領は14日、ウィリアム・バー司法長官が退任することを明らかにした。
この記事をSputnikで読む

トランプ大統領は、「辞表によると、ビル(バー司法長官)はクリスマス前に退任し、家族と休暇を過ごすという。(中略)ジェフ・ローゼン司法副長官が長官代行を務める。(中略)リチャード・ドノヒュー氏が司法副長官の職を引き継ぐ」とツイッターに投稿している。

さらにトランプ大統領は、以前にもホワイトハウスでバー司法長官と会談したことがあり、バー氏の「素晴らしい」仕事ぶりに感謝していると述べている。

トランプ氏がツイッターに投稿したバー司法長官の辞表によると、バー氏は12月23日に退任する意向。

バイデン氏は「レームダック」になる サクソバンク予測
バー氏の辞表の最後には、以下のように記されている。

「私は来週、政権にとって重要な残りの案件を片付け、12月23日に退任します。私は、あなたとメラニア夫人(編集者注:トランプ大統領夫人)とあなたの家族が良いクリスマスと休日を過ごせるように願っています」

米ニューヨーク・タイムズ紙が以前、事情に通じた情報筋を引用して報じたところによると、バー司法長官はトランプ大統領の任期終了前に退任することを検討していたという。

情報筋によると、バー司法長官が退任を決めたのは、トランプ氏が大統領選の敗北を認めることに消極的だったことや、司法省は大統領選で起きたとされる大規模な違反は見つからなかったというバー氏の発表に対する反応が影響している可能性がある。

トランプ大統領は、特にバー氏について、米大統領選での不正行為に関する報告に関して捜査が不十分であると繰り返し批判してきた。

これにより、ローゼン氏はトランプ大統領にとって重要な時期に米司法省を率いることになる。2021年1月には、トランプ氏が大統領選の投票結果に関して法廷で重要な挑戦を開始すると予想されている。


米大統領選は、民主党のジョー・バイデン氏が当選した。トランプ氏は敗北を認めず、民主党は投票で多くの不正を行ったために勝利したと述べている。

コメント