日本に環境関連の投資を呼び込み、雇用と成長を促す=菅首相

日本の菅首相は、16日に東京都内で開かれた講演会にビデオメッセージを寄せ、先に発表した脱炭素化へ向けた研究・開発を支援する2兆円の基金の創設などによって外国から環境関連の投資を呼び込み、雇用と成長を促す考えを表した。NHKが報じた。
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NHKによると、菅氏は脱炭素化へ向けた研究・開発を支援する2兆円の基金の創設について言及し、「政府が率先して支援することで民間投資を後押しし、240兆円の現預金の活用を促し、ひいては3000兆円とも言われる世界中の環境関連の投資資金をわが国に呼び込んで、雇用と成長を促す」と述べた。

菅氏は10月の所信表明演説で、日本の温暖化ガスの排出を2050年までに実質ゼロとする方針を表明した。12月初旬の記者会見では、脱炭素化の実現に向けて2兆円の基金を創設すると発表した。

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