ナイガード氏は、未成年者への性的暴行をはじめ、米国やカナダ、バハマ諸島で行った複数の犯罪で訴えられた。同氏への訴えを起こした女性は84人にのぼる。
女性らは、25年間(1995年から2020年)にナイガード氏はさまざまな手段で彼や彼の友人との性交を彼女らに強要したことを明らかにした。
同氏は被害者らを監視し、彼女らの移動を制限した。ナイガード氏の犠牲者の約半分は被害当時まだ未成年だった。
同氏をめぐるスキャンダルは、10人の女性がニューヨークの裁判所にはじめて訴えを起こしたことで2020年2月に噴出した。ナイガード氏はいかなる事件へも関与していないと主張した。
それにも関わらず女性らの証言はナイガード氏のビジネスへの打撃となった。同氏は自社の役職を離れ、所有株を放棄した。結局、同氏は破産をした。
ナイガード氏に対する訴訟は、彼の2人の息子が同氏を訴えたことで夏の終わりに状況が深刻化した。この件も性交の強要だった。同氏は売春婦を雇い、彼女らにまだ15歳と14歳で性的に未経験の子どもたちと性交をさせた。
関連ニュース