バグダッドの米大使館付近でミサイル攻撃

イラクの首都バグダッドにある米大使館付近でミサイル攻撃が発生した。イラク治安当局の消息筋による証言をもとに現地メディアが報じた。
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米国の大使館は「グリーンゾーン」内にあり、このエリアには政府関係施設や外交施設が林立している。

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報道によると、米国の大使館に3発のミサイルが発射されたが、大使館内の防空システムによりミサイルはいずれも撃墜されたという。この攻撃によるケガ人はいない。また、大使館付近の住人は避難している。

米ウォールストリートジャーナル紙が消息筋による9月に報じたところによると、トランプ大統領は攻撃が中止されない場合、バグダッドに置かれた大使館の完全閉鎖を検討していることをイラク政府に対し通達したという。大使館は数ヶ月以内に閉鎖される見通しで、その場合はイラク北部のアルビール市に置かれた領事館のみが機能する形となる。

これに対し、イラク政府は欧州各国やアラブ諸国の大使らと協議した末、米国政府に決定を見直すよう求めた。

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