新型コロナウイルス

中国 2020年の漢字は「民」と「疫」

中国で2020年を象徴する漢字は、「民」と「疫」に決まったことが分かった。中国では毎年、中国の国家言語資源監視測定・研究センターを中心としてオンライン形式でその年の漢字や言葉を選出している。
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「国民」とも訳せる「民」が、2020年の中国国内のテーマとなる漢字に選ばれた。専門家らはこの漢字が選出されたことについて、2020年は国全体が一丸となってお互いに助けあい、国全体が新型コロナウイルスの流行との戦いに参加し、人々はマスクを着用し、家に留まり、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つように行動したことによるものと指摘している。

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「疫」は、2020年の国際的なテーマとして選ばれた。

また今年のフレーズ部門では、「脱貧攻堅」が中国国内の言葉に選ばれた。これは、中国当局が2020年までに貧困を撲滅するという大規模プログラムを実施していることに関連している。

国際的なテーマにおける今年のフレーズは、「新冠疫情(新型コロナウイルスの流行)」。

今年の漢字を選定するコンテストは、アジア各国で実施されている。シンガポールでは「保護マスク」と記すのに使用される漢字の「」、日本では「」が選ばれた。

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