契約により企業の統合が行われる。両企業はすでに航空分野で協力関係にある。
記者会見の場で同社のジェームズ・テイクレットCEOは、「エアロジェット・ロケットダイン社の買収は国家の防衛産業ベースの重要な構成を維持・強化する。この契約は、ロッキード・マーティン社の安全保障における米国と同盟国の重要なミッションへのサポートの質を向上し、宇宙と極超音速技術の分野での国家のリーダーシップを維持する」と表明した。
予定では、最終的な取引は2021年後期に終了することとなる。
2013年に創設されたエアロジェット・ロケットダイン社はロケットエンジンとロケットの生産および設計を専門とする。同社は、エアロジェット社の1部門であり、米国内にいくつかの支社をもつ。
ロッキード・マーティン社は米国の軍事産業企業で、航空機製作および航空宇宙技術、造船、自動郵便サービス、空港インフラおよび物流を専門とする。同社の労作としては戦闘機F-16 Fighting Falcon やF-22A Raptor、F-35 Lightning IIなどがあり、これらは日本の航空自衛隊を含め、世界中に配備されている。
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