新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの突然変異種 デンマークとブラジルで発見

新型コロナウイルスの新たな変異種がデンマークとブラジルで発見された。今、世界は新型コロナの変異種に関するニュースを注意深く追いかけているが、そのうちの1つは、最近英国で確認された感染力が強い新種。
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英国で確認された変異種についてはこちらをお読みください。


デンマークの突然変異種N439K

デンマークで、新型コロナウイルスの突然変異種(N439K)が確認されたと同国の国立感染症対策研究所から発表された。調査を行った研究者らによると、N439Kはワクチンに対して感度がより低いことが分かった。

変異種に対するワクチン、6週間で作れる=独バイオンテック
研究者らによると、その新種の保有者はデンマーク国内の検査で確認された全感染者数の約10%。N439K感染者の入院率は、他の新型コロナウイルス患者よりも低いことが分かっている。


ブラジルでの変異種B.1.1.28

ブラジルのリオデジャネイロ州で新型コロナウイルスの新種(B.1.1.28)が、同国の研究者らによって特定された。地元紙「グローボ」が報じている。この新種はブラジルですでに流行している。研究者によると、この変異株の感染力がより高いという兆候や、開発中のワクチンの有効性に影響を与える可能性を示すものは現在のところないという。

新型コロナウイルスの突然変異種の発見については、ロシアを含む他の国々からも以前から報告されている。

ベトナム当局は今夏、より感染力の強い新型コロナウイルスの新種について発表した。同国中部ダナン市で発見され、その後8万人が同市から避難した。

8月には、インドネシアで新型コロナウイルスの新種が報告されている。

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