安倍前首相、「桜を見る会」をめぐる問題で記者会見 「深く反省」

日本の安倍晋三前首相は24日、同氏の後援会が主催した「桜を見る会」前夜の夕食会をめぐる問題で不起訴処分となったことなどを受け、記者会見した。日本のマスコミが報じた。
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NHKによると、東京地検特捜部は、「桜を見る会」前日夜に開催された夕食会をめぐる問題で、安倍氏の後援会の収支報告書に夕食会の収支を記載しなかったとして、安倍氏の後援会代表を務める公設第1秘書を政治資金規正法違反(不記載)の罪で略式起訴した。一方、安倍氏は不起訴処分となった。

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これを受けて安倍氏は24日に記者会見し、後援会の2017年、2018年、2019年の3年分の収支報告書の修正を行ったことを伝え、「会計処理は私が知らない中で行われていたとはいえ、道義的責任を痛感している。深く反省し、国民に心からおわび申し上げたい」と謝罪した。

またNHKによると、安倍氏は「今般の事態を招いた政治責任は極めて重いと自覚しており、真摯に受け止めている。国民からの信頼を回復するためあらゆる努力を行っていきたい。初心に立ち返り、責任を果たしていきたい」と述べた。

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