「ヴォルガの殺人マニア」として知られるラジク・タギロフ(38)は、以前、盗難で有罪判決を受けていた。警察のデータベースに彼のDNAが保存されていたが、しかし、母親のおかげでマニアは拘束されるに至った。
2年間、タギロフの母親は彼の失踪について警察に申請を行っていた。母親によれば、その時、息子とすでに8年間連絡が取れていなかった。その際、警察は彼女に内務省のデータベースの遺伝子情報とDNAを比較するよう提案した。こうして、タギロフは発見され、母親と再会することとなった。その後、男は故郷の村に帰り、結婚し、子どもが生まれ、組立工として働き始めた。
しかし、2020年11月、2011年から2012年に発生した殺人事件のある現場からタギロフのDNAと一致する遺伝子情報が発見された。当時タギロフは殺害したある年金生活の女性の部屋にライターとハンカチを忘れていた。
こうして12月1日、居場所が判明していたタギロフは拘束され、その後、自らの行為を自白した。
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