「ハリウッドから破門」された俳優ケビン・スペイシーさん 恒例のクリスマス動画を公開

オスカー俳優のケビン・スペイシーさんはクリスマスイブに、自身のユーチューブチャンネルでメッセージ動画を投稿した。スペイシーさんはセクハラ疑惑に直面した2017年以降クリスマス動画を公開しており、これが世間とコミュニケーションをとる数少ない1つの方法となっている。
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スペイシーさんにとって、クリスマス動画は今年で3回目となる。これまでのクリスマス動画では、自らが主演を務めた『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のフランク・アンダーウッド(スキャンダル発覚後、登場シーンがカットされた)になりきって話をしていた。ところが今回の動画では、スペイシーさん自身がファンに向けて話す内容となっている。

スペイシーさんは、2020年に多くのファンから悩みの相談を受け、「アプローチを変える」ことにしたと明かした。スペイシーさんによると、多くの人が自殺について考えているという。

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「今、辛い思いをしている全ての人、自殺を考えている全ての人に『お願いだから、その一歩を踏み出さないで』と言いたい」

スペイシーさんは動画の最後で、全ての人々に幸せな休暇と新年が訪れることを願っていると述べ、精神障害、薬物やアルコール依存症、自殺願望に苦しんでいる人に向けてホットラインの情報を紹介した。

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