検査官によると、その店の警備は深夜3時、調査に入った検査チームと警察に対応。店内の明かりはついておらず、客はいなかった。一方で、バーには人がいるという事前情報が入っていた。
検査側の要請により警備が内部に通じるドアを開けると、その向こうのスペースには密室状態で約70人がいた。スペースは狭く、客の一部は膝の上に座っているという状態だった。客はアルコールを摂取し、タバコや水タバコを吸っていた。
モスクワでは市長令により23時から6時まで飲食店の営業は禁止されている。バー「Mendeleev」には行政措置として30万ルーブルの罰金が科され、裁判所の決定により90日間の営業停止処分がくだされる。
モスクワ市内のバー 深夜営業禁止令をよそに秘密の部屋で接客
© Sputnik / Savitskaya Kristina