新型コロナウイルス

モスクワ市内のバー 深夜営業禁止令をよそに秘密の部屋で接客

モスクワの検査チームは警察と市内のバー「Mendeleev」の立入り調査を行った。店内では明かりが消え、客が1人もいないことを確認したが、その一方でモスクワ市長の新型コロナに関連する深夜営業禁止令にもかかわらず、23時以降に接客を行っていた秘密の部屋を発見した。モスクワ行政技術検査協会のヤン・ポポフスキー主任検査官が記者らに対し報告した。
この記事をSputnikで読む

検査官によると、その店の警備は深夜3時、調査に入った検査チームと警察に対応。店内の明かりはついておらず、客はいなかった。一方で、バーには人がいるという事前情報が入っていた。

来年、モスクワが初めてミシュランのレストランガイド入り
検査側の要請により警備が内部に通じるドアを開けると、その向こうのスペースには密室状態で約70人がいた。スペースは狭く、客の一部は膝の上に座っているという状態だった。客はアルコールを摂取し、タバコや水タバコを吸っていた。

モスクワでは市長令により23時から6時まで飲食店の営業は禁止されている。バー「Mendeleev」には行政措置として30万ルーブルの罰金が科され、裁判所の決定により90日間の営業停止処分がくだされる。

モスクワ市内のバー 深夜営業禁止令をよそに秘密の部屋で接客

スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。

コメント