ケークホーヴェ氏によれば、研究者らによってコロナウイルスを罹患し、回復した人のウイルスへの免疫がどれくらいの期間続くのかについて、一連の調査が行われている。
「私たちは未だに全貌を明らかにできていません。(回復者にできた)抗体は6か月、ないしはそれ以上(体内に)残るという研究者もいるが、我々が他のコロナウイルスと有している経験から見ると免疫は永久に残るものではない。」ケークホーヴェ氏はこう語っている。
ケークホーヴェ氏は回復者が感染対策を続ける重要性を次のように指摘している。
「我々には免疫がどれくらい時間残存するのか、未だにわかっていない。人との距離を保ち、石鹸や消毒薬を使って手を清潔にすること。マスクは着用しなければならないところで着用すること、注意事項の全てを順守しなければならない。」ケークホーヴェ氏は強調している。
これより前、豪の研究者らCOVID-19の回復者の免疫は8か月維持されるとする報告を表した。このことから研究者らは、コロナウイルスのワクチンは接種後、長期間効果を発揮すると結論づけている。