報道によれば、ピエール・カルダン氏はパリ近郊の医療機関で入院をしていたが、98歳で亡くなった。
カルダン氏はテーラー兼シアターアーティストとして自身のキャリアをスタートさせた。1940年代の終わりから同氏はクリスチャン・ディオール氏のアトリエで働き始め、数年後に自身のモードハウスを創設、その後パリに家具専門ブティックを立ち上げた。
キャリアの中で同氏は500品超の特許を受け、その中にはカラーストッキングやサイハイブーツ、ミニサンドレス、「花柄」のネクタイなどが含まれる。「ビートルズ」はカルダン氏がデザインしたジャケットを着て演奏し、有名やバレリーナで同氏のミューズであるマイヤ・プリセツカヤ氏は彼の衣装やイブニングドレスを愛用した。