新型コロナウイルス

WHOはコロナワクチン接種者のデータベース作成を考えている

世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種者の統一データベースをつくることを考えている。WHOのタリク・ヤシャレビチ報道官が、ロシアメディアに明らかにした。
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ヤシャレビチ氏によると、WHOは新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けた人を電子登録する方法を模索している。同氏によると「ワクチン接種の証明書は、ワクチン接種歴を示すよく知られたカード」となる。通常のワクチン接種記録は、オンラインで入手できるようになる予定。

先に、ロシアのムラシコ保健相は、ロシアでは1月にも新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けた市民へのパスポートの発行が開始されると発表した。

新型コロナのワクチン 

ロシアは今年8月11日、世界で初めて新型コロナウイルスのワクチンを承認した。11月11日、ロシア開発のスプートニクⅤワクチンは治験第3フェーズにおいて92%の有効性を発揮した。

また、ファイザー社の情報によれば、臨床試験の現段階では製薬の効果が95%超という結果が示された。 同社によれば、ワクチンは2段階で投与がされ、接種後28日で新型コロナウイルスからの予防効果が表れるという。今年末までにファイザー社とバイオエヌテック社は、5000万ワクチンの生産を予定し、2021年にはさらに13億本を計画している。

その他、この間モデルナ社は、新型コロナウイルス用ワクチンの臨床試験で第3段階が終了したことを発表した。その効果は94.5%とされる

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