訃報2020年 2020年に亡くなった著名人

2020年は困難な1年となり、多くの人が帰らぬ人となった。そして、その中には、著名なスポーツ選手、俳優、政治家、芸術家などもいた。2020年にこの世を去った方々をここに偲び、彼らの偉業を振り返る。
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コービー・ブライアント

元NBA選手で、ロサンゼルス・レイカーズで活躍したコービー・ブライアントさん(享年41)は1月末、ロサンゼルス州のヘリコプター墜落事故により死亡した。13歳の娘、ジャンナさんとその他の乗客7人も死亡した。ブライアントさんは34歳のとき、リーグ史上最年少で、通算得点3万ポイントを記録した。また、2018年には、制作を手がけた映像作品で、アカデミー賞最優秀短編アニメ賞を受賞した。

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李文亮

中国、武漢市の眼科医、李文亮さん(享年34)は新型コロナウイルスの感染拡大が始まる前に、コロナウイルスの危険性について警鐘を鳴らした最初の人物の一人であった。2019年12月末に、7人の患者に、重症急性呼吸器症候群(SARS)に似た症状があることに気がついた。1月30日に李さんは、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)に投稿し、新型コロナウイルスに感染したことを伝えていた。2月7日に永眠。しかし彼の警告によって、数千の人命が救われた。

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アブドゥマナプ・ヌルマゴメドフ

世界ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフの父親で、有名なコーチだったアブドゥマナプ・ヌルマゴメドフさんは新型コロナウイルスへの感染による合併症のため、逝去した。7月3日、チェチェン共和国のラムザン・カディロフ大統領が明らかにした。アブドゥマナプ・ヌルマゴメドフさんはロシアの格闘技サンボのコーチとして知られ、2019年9月には、育成した世界チャンピオンの数でギネスブックに登録された。

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エンニオ・モリコーネ

7月6日、イタリアのローマで、有名な作曲家エンニオ・モリコーネさんが亡くなった。91歳だった。生前400作以上の映画やドラマの音楽を作曲し、100曲以上のクラシック音楽を生み出した。モリコーネさんは、クエンティン・タランティーノ監督の映画「ヘイトフル・エイト」の音楽と、映画芸術への貢献に対し、アカデミー賞を2度受賞している。

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チャドウィック・ボーズマン

8月末、米国の俳優チャドウィック・ボーズマンが死去したが、この訃報はマーベルファンに大きな衝撃を与えた。ボーズマンさんは結腸ガンと診断され、長きにわたり闘病生活を続けていた。ボーズマンさんは大ヒット映画「ブラックパンサー」の主演を務め、一躍有名になった。

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高田賢三

世界的なデザイナーの一人である高田賢三さんも、新型コロナウイルスによって命を落とした。高田さんは10月4日、コロナ感染による合併症で死亡。81歳だった。日本生まれの高田さんは、その人生の大半をフランスで過ごしたが、1970年代初頭に新時代を切り拓いた。

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ショーン・コネリー

伝説的な俳優で、映画「007」の初代ジェームス・ボンド役で一躍有名となったショーン・コネリーさんは10月末にこの世を去った。90歳だった。スコットランド生まれのショーン・コネリーさんは、ギャング映画「アンタッチャブル」で、アカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞した。また2000年には、英王室より、ナイト(サー)に叙任した。

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ディエゴ・マラドーナ

伝説のサッカー選手で、アルゼンチン1部「ヒムナシア」の監督を務めていたディエゴ・マラドーナさんは11月25日、60歳で逝去した。マラドーナさんは1960年、ブエノス・アイレス生まれ。アルゼンチン代表メンバーとして91試合に出場、34ゴールを決めた。マラドーナさんはアルゼンチン代表のメンバーとして、1986年のワールドカップで優勝、1990年には準優勝に輝いた。またイタリアのサッカークラブ「ナポリ」のメンバーとしては国内で2度優勝、アルゼンチンでは、クラブ「ボカ・フニオール」のメンバーとして優勝を果たした。

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ピエール・カルダン

12月29日、フランスで、有名なデザイナー、ピエール・カルダンさんが亡くなった。カルダンさんはカラーストッキング、ハイヒールのブーツ、ミニワンピース、花柄のネクタイなど、500以上のデザインで特許を取得した。ビートルズは、カルダンさんがデザインした襟なしスーツを着て、演奏を行った。このほか、カルダンさんは、世界的なバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤさんを自らのミューズだとして、彼女のために多くの衣装やドレスのデザインを手がけた。

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