新型コロナウイルス

バイデン氏 就任後100日で1億人の国民へのワクチン接種を約束

ジョー・バイデン氏は、米国内のコロナウイルスのワクチンの普及スピードが余りに緩慢だとして現政権を激しく批判した。バイデン氏は大統領就任後の100日で1億人の米国民のワクチン接種を可能にするつもりだと明言している。ハフィントンポスト紙が報じた。
この記事をSputnikで読む

「トランプ政権のワクチン普及計画はあまりにも遅れている。あまりにもひどい遅れだ。」29日、バイデン氏はこうした声明を表し、現在のようなスピードで展開された場合、「全米の国民に接種するためには数か月どころか数年かかる」と現状の悲惨さを嘆いた。

WHO代表 2020年の重要な教訓を指摘
米国でのワクチン接種は、トランプ政権がイニシアティブに「光速を超えるスピードのオペレーション」と名付けた割には、期待に反して遅々として進んでいない。公式の発表では現在までに終了しているのは900万本のワクチンのうちわずか100万本ほど。

バイデン氏は、接種のスピードアップを図る方法は現在、模索中と述べており、ハフィントンポスト紙によれば、バイデン氏本人は、就任後、100日以内にまず1億人(2019年調べで米人口は3.282億人)に接種が終了するよう期待している。

 同じく12月、ホワイトハウスは数百万本の追加ワクチンについてのファイザー社の提案を幾度も退けてきた。ハフィントンポスト紙はこの件について、ファイザー社はこれから米国以外からの供給契約に取り組むため、米国内用のワクチン納品は来夏まで待たざるを得ないだろうと書いている。


スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。 

コメント