米国、F-35の大量生産を無期限に延期

米国防総省は、第5世代戦闘機F-35の本格的な生産を無期限に延期することを決定した。ブルームバーグが伝えた。
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ブルームバーグは、国防総省は2017年から延期された戦闘試験を実施する準備が整ったと発表する用意ができていないと報じている。

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試験は2020年12月に予定され、大量生産に関する決定は3月までに承認される予定だった。エレン・ロード国防次官の報道官によると、延期の理由は「技術的な問題と新型コロナウイルス感染症の影響」。大量生産の開始時期は、独立した技術試験にもとづいて決まるという。

ブルームバーグは、試験の実施後、データを分析し、国防総省と議会への最終報告書を作成するのにさらに2〜3カ月かかると指摘している。

F-35を製造している米ロッキード・マーチン社は12月28日、2020年に国防総省及び外国の注文者に引き渡したF-35は予定されていた141機より18機少ない123機だったと発表した。原因は、新型コロナの流行による遅延だという。

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