件のビデオを撮影したのは、元エミレーツ航空CAのサンドラ・ジニー・クウォンさん。搭乗客が飛行中に不意に死亡した場合、乗員らがまずしなければならないのは、遺体を特殊な袋に移すことだという。こうした袋はほぼすべての飛行機に常備されている。
この後、CAたちは遺体を席が空いている列ないしはビジネスクラスに移さねばならない。満席の場合は亡くなった人の座席に置かれるか、CAだけが使用するキッチンに運び込まれる。
「乗員には機内での死亡を公式的に発表する権利を持っていません。死亡の発表ができるのは着陸した先の地元政府 だけです。」
旅客機でも貨物室で遺体を運ぶことも時にあるという。クウォンさんは「ですから、次にご搭乗の際は、あなたの座席の真下にどなたかのご遺体があるかもしれませんよ」と驚くべき発言で動画を締めくくっている。
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