シュワルツェネッガー氏が指摘 選挙結果に異議を唱えるトランプ氏は「常軌を逸している」

ハリウッド俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー氏は、選挙結果に異議を唱えるドナルド・トランプ大統領の振る舞いは「常軌を逸している」と指摘した。
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雑誌『エコノミスト』の記事の中で同氏は、「大統領選挙の勝者が誰かは疑いの余地がない。このような馬鹿げたことを続けるのは愚かで常軌を逸しており、悪意に満ちている」と指摘した。

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シュワルツェネッガー氏は、「今、私はこの国を深く憂慮している。移民として、米国人として、そして共和党員として、私は意見しなければならない。私は民主主義を拒否し、その影響に直面した国の廃墟の中で育った」と語った。

同氏は、1938年にナチスドイツに併合され、その後、第2次世界大戦の惨劇を体験したオーストリアで生まれた。

また同氏は、「1月6日の投票に反対を表明したいと考える我党の人たちに対し、私たちの子孫たちに偉大な米国の試みと有権者の意思に意義を唱えた悪人として、あなたの名が伝わるということを理解しているのかと言いたい。それはあなた達にとって恥ずべき名誉となるのだと」とも強調した。

シュワルツェネッガー氏は1983年に米国の国籍を取得した。同氏は2003年から2011年にカリフォルニア州知事を務めた。


両議会の共和党員のグループは、1月6日に確認が行われる選挙結果に異議を唱えようとしている。共和党員の大多数がこの試みに賛同していないことから、彼らにはチャンスはないことが予想される。公式データによれば、大統領選挙では民主党のジョー・バイデン氏が勝利したが、しかし、現職のドナルド・トランプ大統領は敗北を認めていない

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