仮想通貨市場 時価総額は初の1兆ドル超え

仮想通貨(暗号通貨)市場の時価総額が1兆ドル(約103.6兆円)を超えた。ランキングチャート「CoinGecko」のデータで明らかになった。大台超えの原動力となったのはビットコインの値動きだろう。ビットコインは仮想通貨市場全体の2分の3を占め、その価格はすでに3万7千ドル(約383万円)を超えている。
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チャートによると、仮想通貨全体の評価額が1兆ドルを超えたのは日本時間1月7日午前9時頃。CoinGecko統計を見ると、19時には仮想通貨市場の時価総額は1兆270億ドルに達し、1日で8%増加している。

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同チャートは、仮想通貨全体の時価総額の2分の3(67.7%)はビットコインで占められており、13.4%は別のデジタルプラットフォームであるイーサリアムだった。

ビットコインはこの数週間で歴史的な記録を更新している。日本時間1月7日19時頃にはビットコインの価格は37,238ドル(約386万円)となり、1日で最高値の37,736ドル(約390万円)まで上昇した。ブルームバーグによると、2020年の1年間でビットコインは4倍以上値上がりしたという。昨年の仮想通貨市場で言えば、その価値は5倍に増えている。

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