日本海側中心に猛吹雪 秋田や新潟で停電、建物が損壊【写真】

強い冬型の気圧配置の影響で、日本国内では日本海側を中心に雪が強まっている。また、大雪や強風の影響により、秋田県や新潟県などで停電や建物の損壊、自動車の横転などといった事故が起こっている。NHKが伝えた。
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秋田県内では、強風による電線の断線などで7日夜から各地で停電が続いている。8日午前8時の時点で、秋田市など7つの市町村で約4万7700戸が停電している。

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また、新潟県内でも7日夜、暴風雪の影響により大規模な停電が発生し、最大約4万9000戸が停電した。復旧作業の結果、停電は解消に向かっている。

秋田県横手市では7日朝、建物の一部が崩れているのが発見された。消防は、屋根に積もった雪の重みで建物が崩れたとみている。

新潟県新潟市の国道では7日午後、強風によりトラック4台が横転した。いずれの運転手にもけがはないという。このほか、同じく新潟市西蒲区や石川県で、強風による車の横転が相次いでいる。

​気象庁は、吹雪や大雪、路面の凍結による交通への影響や暴風・高波に警戒し、雪崩のほか、停電や倒木などに十分注意するよう呼びかけている。

また、この悪天候により、7日〜8日に日本海側や北海道を発着する空の便はすでに461便の欠航が決まっている。

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