北朝鮮 金正恩氏 労働党総書記に選出

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩氏は平壌で開催されている朝鮮労働党第8回大会において同党中委総書記に選出された。11日、朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。
この記事をSputnikで読む

朝鮮中央通信は「朝鮮労働党は満場一致で金正恩氏の同党総書記に選出すると決定した」と伝え、この決定は「すべての党員、国民、朝鮮人民軍が金日成および金正日の党を発展させ、チュチェ思想(主体思想)の新たな勝利を目指すという統一意志の表れである」と強調した。

前回の2016年5月に開催された労働党大会では金正恩氏は同党委員長に選ばれた。現時点で公開されている第8回大会の文書からは、書記長となった金正恩氏が委員長も兼ねるか、また委員長のポスト自体が残るのかどうかは明らかになっていない。

北朝鮮建国の父で、金正恩氏の祖父にあたる故・金日成氏も朝鮮労働党中央委員会の総書記を務めた。金正恩氏の父である故・金日成氏も2011年に死去するまで同ポストを務めていた。

関連ニュース

コメント