ロシア開発のコロナワクチン「スプートニクⅤ」はパレスチナの前にはアルゼンチン、ボリビア、セルビア、アルジェリアですでに承認が下りている。
パレスチナ向けの「スプートニクⅤ」の供給は2021年第1四半期に行われる予定で、これから1月以内に入荷が開始される。ワクチンの供給インド、中国、韓国をはじめとする諸国のロシア直接投資基金の国際パートナーによって保障されることになっている。
「スプートニクV」
ロシアは今年8月11日、世界で初めて新型コロナウイルスのワクチンを承認した。ワクチンは「スプートニクV」と名付けられた。臨床試験はロシア保健省から許可を得たガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターによって6月から7月に実施された。
「スプートニクV」は、これまでに多くのワクチンが生産されたすでに知られているプラットフォームを基盤につくられた。ロシア保健省によると、これまでに実施された「スプートニクV」の接種は、最大2年間の長期的な免疫を与えることを示している。11月11日、ロシア開発のスプートニクⅤワクチンは治験第3フェーズにおいて92%の有効性を発揮した。
関連記事