Facebook、バイデン氏就任に向けて暴力行為を扇るコンテンツの監視を強化

Facebookは、ジョー・バイデン次期大統領の就任式の際の暴動を防ぐため、コンテンツや政治広告を監視するための追加措置を発表した。
この記事をSputnikで読む

Facebook社の声明では「私たちは、暴力行為につながりうる大統領選の結果への反対運動を組織しようとしている人々や、1月6日の暴動に参加した人々と同じ考えを持つ人々に対し、就任式の幕開けに向けてさらなる措置を講じる」と述べられている。

トランプ氏弾劾決議案が公表 反乱の煽動で非難

Facebook社は、政権発足の前夜とその直後に、該当するコンテンツやアカウントを無効にし、公共の安全に対する脅威が含まれている場合は法執行機関に通達するという。同社は、トランプ大統領を含む政治家による政治広告の公表を禁じている。先に、インスタグラム(Facebook社の傘下)やFacebook、ツイッターはトランプ大統領のアカウントを一時的に凍結させた

今回の措置には、「民主党員が選挙を盗んだ」というトランプ氏の主張を受け、トランプ氏の支持者が集会で唱えた「盗みはやめろ」という呼びかけを含むコンテンツの削除などが含まれている。同社は声明のなかで、「暴力の扇動など、ポリシーに違反するページ、グループ、イベントは引き続き削除する」と述べている。


米ワシントンでは6日、ドナルド・トランプ氏の支持者が議事堂を襲撃。この暴動で少なくとも5人が亡くなった。当時議事堂にいた下院議員らは、選挙人らの投票結果を承認し、大統領選でジョー・バイデン氏が選出されたことを確定する手続きを行っていた。この襲撃で議会は中断され、議員の一部は避難した。

関連ニュース

コメント