「誇らしくは思わない」 トランプ氏アカウント停止についてツィッターCEOがコメント

ツィッター創始者で最高経営責任者(CEO)のジャック・ドーシ―氏は、同社が現職米大統領のドナルド・トランプ氏のアカウントの永久停止の決定後、数日を経て、初めてこれに対するコメントを自分のツィッターを通じて表した。
この記事をSputnikで読む

ドーシー氏はトランプ氏アカウント停止の判断は正しかったとし、その理由は市民の安全を危惧したからと説明している。ドーシー氏はネットにはツィッターのルール不服とするユーザーが利用できる別のフィールドも存在すると指摘している。

「私はトランプ氏のアカウント停止を祝ってもおらず、そのために我々が陥った状況を誇らしくも思わない。この手段に出たのは明確な警告が発せられた後であり、我々の入手した最上の情報に基づいて決定を下した。これは正しかったか? 私はツィッターにとっては正しい判断だったと思う。我々が直面したのは、公共の安全のために我々は尽力を集中せざるを得ないという例外的に容認しがたい状況だった。」

トランプ氏のアカウントは1月8日、「この先に暴力を煽動するリスク」を理由に停止された。1月6日、現職大統領の支持者らがワシントンで騒乱を起こした後、ツィッターはトランプ氏の国民に対する平和的抗議の呼びかけや、議事堂の騒ぎは不誠実な選挙の結果であるとするメッセージの削除を要求し、一時的措置としてトランプ氏のアカウントを停止した。

トランプ氏のアカウントはツィッターの他にもFacebook、インスタグラム、YouTubeをはじめとサービスが議事堂での事件を受けて次々と停止している。またParler もトランプ氏の支持者ら多数流れたためにApple、Google、アマゾンがサービスを停止した後、消滅した。

コメント