極右の過激派がバイデン氏就任式の妨害を計画=ワシントン・ポスト紙

極右の過激派がジョー・バイデン米次期大統領への平和的な政権移行の妨害を企てている。日本時間の15日、米ワシントン・ポスト紙が政府関係者や独立専門家らの発言をもとに伝えている。
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バイデン氏の就任式は1月20日に予定されている。

法執行機関は、各州の州会議事堂への襲撃や、首都ワシントン連邦議会議事堂への2度目の襲撃の可能性について全米の行政機関に警告している。また、過激派は爆発装置や銃器を用いる可能性があると指摘されている

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先に、米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官は、バイデン氏の就任式に先立ち、オンライン上のやりとりを含めた暴力による威嚇の可能性があるものを追跡すると伝えていた。


1月6日、トランプ大統領は支持者らを集め、「議事堂の弱腰共和党議員らを助けよ」という趣旨の発言を行った。その直後、支持者らは米議事堂に突入して占拠した。その際、米空軍の退役軍人(女性)が射殺されたほか、警官が負傷、後に死亡が確認された。加えて、3人が騒動の最中に死亡した。議事堂ではジョー・バイデン氏の大統領選における勝利を確定する会議が行われていたが、支持者らの侵入によって会議は数時間にわたって中断された。米下院は13日(日本時間14日)、米連邦議会でドナルド・トランプ大統領の支持者による襲撃で「反乱を扇動」したとして、賛成多数でトランプ大統領を弾劾訴追した

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