トランプ氏の弾劾に関する文書、来週に上院へ送付=米下院議長

米議会下院のナンシー・ペロシ議長はドナルド・トランプ大統領の弾劾に関する文書を来週にも上院に送付する。CNNテレビが消息筋による証言をもとに報じた。
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下院は13日、暴動をそそのかしたとして、賛成232票、反対197票でトランプ大統領の弾劾訴追決議案が可決された。採択を受けてペロシ議長は決議案に署名し、弾劾裁判を開始するために必要な関連文書を上院に送付する。ただし、15日のブリーフィングでペロシ議長は具体的な日付については言及していない。

ポリティコ紙によれば、上院に文書が送付されるのはジョー・バイデン氏の大統領就任式後になる見込み。就任式は現地時間で1月20日の12時(日本時間で21日の午前4時)に予定されており、弾劾に関する審議はトランプ大統領が元大統領になってから早くも1時間後には開始される可能性が高いという。

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ペロシ議長は先に合衆国憲法修正第25条を発動してドナルド・トランプ大統領を罷免するよう、マイク・ペンス副大統領に要請していたが、これに対し副大統領はさらなる社会の分断を煽るとして、発動を見送る考えを示していた。


1月6日、トランプ大統領は支持者らを集め、「議事堂の弱腰共和党議員らを助けよ」という趣旨の発言を行った。その直後、支持者らは米議事堂に突入して占拠した。その際、米空軍の退役軍人(女性)が射殺されたほか、警官が負傷、後に死亡が確認された。加えて、3人が騒動の最中に死亡した。議事堂ではジョー・バイデン氏の大統領選における勝利を確定する会議が行われていたが、支持者らの侵入によって会議は数時間にわたって中断された。この占拠事件を受けて、大統領の辞職を求める声が与野党から上がっている。

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