新型コロナウイルス

イタリア、変異種の確認でブラジルからの入国を禁止

イタリア政府はブラジルで新型コロナウイルスの変異種が確認されたことを受け、同国からの到着便受け入れを停止する。16日の記者会見でロベルト・スペランツァ保健相が明らかにした。
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スペランツァ保健相がフェイスブックへの投稿で明らかにしたところによると、直近の14日以内でブラジルに滞在歴のある人はいずれもイタリアへの入国が禁止される。

新型コロナの発生は中国のウイルス研究所と関係=米国務長官

また投稿の中でスペランツァ保健相はすでにブラジルから到着した全ての人に対し、PCR検査を受けるよう強く要請した。保健相は「新しいヴァリアントを我が国の学者らが調査することが極めて重要」とし、国民に対応への理解を求めた。

イタリアでは英国で新型コロナウイルスの変異種が確認されたことを受け、12月下旬に同国からの入国を禁止している。

世界保健機関(WHO)は、英国型の変異種はすでに世界50か国と地域に、また南ア型のは20か国と地域に広がっていると発表している。また、WHOは、国際社会は2021年、英国、南アで検出された新型コロナウイルスの新たな変異種の調査に注視し、これに関する学術研究をシェアしていかねばならないとの考えを示した。

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