フィギュア特集

フィギュアのチェン選手が全米5連覇! 3ヶ月後の世界選手権で羽生選手と対戦

Japan's Yuzuru Hanyu and Nathan Chen from the U.S. display their silver and gold medals respectively during the men's free skating routine during the ISU World Figure Skating Championships at Saitama Super Arena in Saitama, north of Tokyo, Saturday, March 23, 2019.
米ラスベガスで開催された全米フィギュアスケート選手権最終日、男子シングルでネイサン・チェン選手(21)が5連覇を達成した。
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チェン選手は、ショートプログラム(113.92点)、フリープログラム(208.36点)で首位をキープし合計322.28点で優勝。全米選手権の男子シングル5連覇は、7連覇(1946~52年)を達成したディック・バトン氏以来。2位にはビンセント・ジョウ選手(291.38点)、3位にはジェイソン・ブラウン選手(276.92点)が入った。

羽生結弦選手
ネイサン・チェン選手 羽生のパフォーマンスに「感動した」
チェン選手は、3月にストックホルム(スウェーデン)で開催される世界選手権の米国代表に選出された。チェンはその地で五輪2連覇の羽生結弦選手(26)をはじめとする選手らと戦うことになる。

「USA TODAY」は「5度の全米制覇で五輪に照準を合わせる」との見出しで「次の冬季五輪は13か月後。3年前、2018年に韓国でSP17位、フリーでトップとなり、総合は5位でしたが、21歳のチェンは平昌五輪以降、無敗で一度も負けていません」とし「複数のクアッドジャンプを何度も着氷させている。チェンが世界、国内で何度も勝つことは偉業なのです」と報じ、母国のスターをたたえた。

米国代表の女子シングルには、全米選手権で金メダルを獲得したブレイディ・テネル選手(22)と銅メダル獲得のカレン・チェン選手(21)が選ばれた。銀メダリストのアンバー・グレン選手(21)は代表の第一補欠となった。

世界選手権に出場する日本代表の男子シングルは、羽生結弦選手、宇野昌磨選手(23)、鍵山優真選手(17)。女子シングルには、紀平梨花選手(18)、坂本花織選手(20)、宮原知子選手(22)が選出された。日本代表選手は、2020年12月に開催された全日本選手権の結果を受けて決定された。

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