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フィギュアのチェン選手が全米5連覇! 3ヶ月後の世界選手権で羽生選手と対戦

米ラスベガスで開催された全米フィギュアスケート選手権最終日、男子シングルでネイサン・チェン選手(21)が5連覇を達成した。
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チェン選手は、ショートプログラム(113.92点)、フリープログラム(208.36点)で首位をキープし合計322.28点で優勝。全米選手権の男子シングル5連覇は、7連覇(1946~52年)を達成したディック・バトン氏以来。2位にはビンセント・ジョウ選手(291.38点)、3位にはジェイソン・ブラウン選手(276.92点)が入った。

ネイサン・チェン選手 羽生のパフォーマンスに「感動した」
チェン選手は、3月にストックホルム(スウェーデン)で開催される世界選手権の米国代表に選出された。チェンはその地で五輪2連覇の羽生結弦選手(26)をはじめとする選手らと戦うことになる。

「USA TODAY」は「5度の全米制覇で五輪に照準を合わせる」との見出しで「次の冬季五輪は13か月後。3年前、2018年に韓国でSP17位、フリーでトップとなり、総合は5位でしたが、21歳のチェンは平昌五輪以降、無敗で一度も負けていません」とし「複数のクアッドジャンプを何度も着氷させている。チェンが世界、国内で何度も勝つことは偉業なのです」と報じ、母国のスターをたたえた。

米国代表の女子シングルには、全米選手権で金メダルを獲得したブレイディ・テネル選手(22)と銅メダル獲得のカレン・チェン選手(21)が選ばれた。銀メダリストのアンバー・グレン選手(21)は代表の第一補欠となった。

世界選手権に出場する日本代表の男子シングルは、羽生結弦選手、宇野昌磨選手(23)、鍵山優真選手(17)。女子シングルには、紀平梨花選手(18)、坂本花織選手(20)、宮原知子選手(22)が選出された。日本代表選手は、2020年12月に開催された全日本選手権の結果を受けて決定された。

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