新型コロナウイルス

トランプ氏による入国規制緩和、断固として阻止=バイデン陣営

ドナルド・トランプ大統領が先に新型コロナウイルスの感染拡大による入国規制を緩和すると発表した点について、ジョー・バイデン次期大統領は断固として規制緩和を阻止する姿勢を示している。ジェン・サキ次期大統領報道官がツイッターへの投稿で明らかにした。
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ドナルド・トランプ大統領は18日、新型コロナウイルスの影響により実施していた非米国籍者の入国規制を1月26日から部分的に解除するとした。この点について、サキ次期大統領報道官はツイートで次のようにコメントした。

我々の医療チームによる助言を踏まえ、政権はこれらの規制を1月26日に解除する考えを持ってはいない。むしろ、我々は国外移動に関する公衆保健上の規制をさらに強化し、それによってCOVID-19のさらなる拡大を阻止する考えである。パンデミックは悪化を続け、さらに感染力の高いヴァリアントが世界中で確認されていることから、今は国外移動に関する規制を解除すべき時ではない。

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米国では欧州を対象とした非米国籍者の受け入れ中止が2020年3月中旬から始まっていた。ブラジルも5月からこのリストに加えられていた。ロイター通信が航空業界の消息筋による証言をもとに報じたところによると、米国政府は2020年11月の段階から受け入れ停止を解除する可能性を検討していたという。

今回の大統領令も含め、ジョー・バイデン氏が大統領に就任後、停止することは原則として可能となっている。

​米ジョンズ・ホプキンス大学によると、米国では2400万人以上が新型コロナウイルスに感染し、死者は40万人に迫っている。

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