日本の裁判所、重国籍を認めない法を合憲と判断

日本の東京地方裁判所は21日、日本国民の重国籍を認めない日本の国籍法の規定を合憲と判断した。東京地方裁判所は、日本で生まれたが欧州に在住する8人が、日本の国籍法の規定によって二重国籍が認められないのは憲法違反だとして訴えた裁判の判決で、国籍法の規定は合憲と判断し、訴えを退けた。NHKなどの日本のマスコミが報じた。
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原告側は、二重国籍が認められないのは憲法に違反するとして、国に対して訴えを起こした。裁判で国側は「二重国籍が常態化すると、個人をどの国が保護するかや、どの国に納税するかなど、国家間や国家と個人との間で重大な矛盾が生じる。二重国籍を防ぐという理念は合理的だ」と主張した。NHKが報じた。

現在の日本の国籍法では、外国籍を取得すると日本国籍を失うとされている。一方、規定に違反しても罰則はない。

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