共和党員ら、トランプ氏の弾劾裁判手続きに2週間の猶予を提案

米議会上院のリーダー、ミッチ・マコーネル院内総務はドナルド・トランプ前大統領の弾劾裁判について、2週間の猶予を与えるよう要請した。ポリティコ紙が消息筋による証言をもとに報じた。
この記事をSputnikで読む

米下院は1月6日に発生した連邦議会占拠事件について、トランプ前大統領が暴動を煽ったとして、弾劾訴追決議案を賛成多数で採択した。

上院での弾劾裁判は大統領の退任後から始まるが、民主党議員らは責任追及を徹底する姿勢を示している。

トランプ大統領のお別れメッセージが公開、政治運動は「始まったばかり」


1月6日、トランプ大統領は支持者らを集め、「議事堂の弱腰共和党議員らを助けよ」という趣旨の発言を行った。その直後、支持者らは米議事堂に突入して占拠した。その際、米空軍の退役軍人(女性)が射殺されたほか、警官が負傷、後に死亡が確認された。加えて、3人が騒動の最中に死亡した。議事堂ではジョー・バイデン氏の大統領選における勝利を確定する会議が行われていたが、支持者らの侵入によって会議は数時間にわたって中断された。

1月20日、バイデン氏はついに大統領に就任。トランプ夫妻はホワイトハウスを退去後、フロリダ州の別荘に向かった。

関連ニュース

コメント