現地時間で21日午前、バグダッド中心部の市場で2人の男が立て続けに自爆テロを実行し、買い物に訪れていた市民らを巻き込んだ。
イラクでは過激派組織ISによる襲撃が散発的に行われていたが、最近では首都でのテロは少なくなっていた。イラク軍のヤハヤ・ラスル報道官によると、治安当局がIS戦闘員を追跡していたところ、戦闘員らが自爆テロを実行したという。このテロによりバグダッドでは110人が負傷し、32人が亡くなった。
シリア外務省はテロ行為を批判する声明を発出し、地域と世界の安定と平和を実現するため、テロとの戦いに向けた国際協調を呼びかけた。
姑息なテロ行為がまたもや示した通り、それ(テロ行為)を完全に駆逐するまでテロとの戦いに向けた努力を結集する必要性がある。というのも、それは地域と世界の安定と平和にとって真の脅威をもたらしているからである。
そのうえでシリア外務省はテロによる犠牲者の遺族らに哀悼の意を表した。
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