Googleが成層圏用気球を活用したインターネット拡大プランを中止

Googleの持ち株会社Alphabetは、成層圏用気球を活用しインターネットへのアクセスが困難な地域へ無線接続ネットを創設することを目的とする「Project Loon」を中止する。野心的なプログラムの中止について、同プロジェクトの公式サイトで発表された。
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プロジェクトの最高責任者アラステル・ウェストガート氏は、この決定について、同社は十分なパートナーと資金を見出すことができなかったと説明した。また、プロジェクトは結局、長期的かつ安定的なビジネスの構築のために十分な水準まで支出を抑えることができなかったという。

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「Project Loon」では昨年ケニアで35の気球の打ち上げ実験に成功。これらの気球はモバイル通信の地域オペレーションネットワークで機能することができた。各気球は最大80平方キロメートルをカバーした。しかし現在、GSMアソシエーションは、世界のインターネットアクセスはすでに93%に達しており、同プロジェクトが必要とされる接続のない地域では、人々はいずれにしても同プロジェクトの利用に必要な4G機能の携帯電話を持つことができないと指摘する。

研究所Xのアストロ・テラー氏は、「商業的発展の道のりは予想以上に長くてリスクがある。そのため我々は『Project Loon』を中止するという苦渋の決断を行った」とコメントした。同研究所の取り組みの一環として2013年にこのプロジェクトが立ち上げられた。

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