この間、インターネットではアレクセイ・ナワリヌイ氏の支持者らが同氏を支援する無許可集会を23日に開催するとアピールしていた。内務省は同様の集会への参加と参加の呼びかけに対する責任を市民に警告し、連邦検察庁はこうした呼びかけを行うサイトへのアクセスを規制するよう求めていた。
この間、ペテルブルクでの無許可集会参加者の拘束が行われたことが報じられた。
ロシアの野党指導者として知られるアレクセイ・ナワリヌイ氏は現地時間の17日夜、治療先のドイツから帰国し、モスクワのシェレメチェボ国際空港に到着して間もなく当局に拘束された。ナワリヌイ氏はこれまで2度の横領容疑で執行猶予付きの有罪判決を受けていた。加えて12月末には新たな横領容疑が発覚したことにより、ロシア連邦検察委員会はナワリヌイ氏を再び起訴していた。
また、猶予期間中に犯した一連の違反行為によりナワリヌイ氏は2020年12月29日以降から当局の捜査対象となっていた。