衛生基準守らぬ養鶏農家を公表へ 鳥インフルエンザで農相が方針

野上浩太郎農相は23日、各地で相次ぐ鳥インフルエンザの発生を受け、養鶏農家などが国の衛生管理基準を順守しない場合、事業者名を公表するよう都道府県に指示する方針を示した。農林水産省内で同日午後開いた防疫対策本部で明らかにした。感染拡大防止に向け、養鶏農家の衛生管理を徹底する狙い。
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農水省によると、基準を順守しない事業者名の公表は、昨年7月施行の改正家畜伝染病予防法に基づく。実際に適用すれば初めてのケースになる。野上氏は対策本部で「発生件数、殺処分数が過去最大になっている。法律による措置を厳格に適用する」と話した。

今季の発生はこれまで計16県、計38例。

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