在露米国人外交官 抗議活動を告知し外務省へ招集される

在ロシア米国大使館の外交官が、抗議活動の告知に関して外務省に呼び出される見通しとなった。YouTubeチャンネル「ソロヴィヨフ・ライブ」に出演したロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官が発表した。
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ロシア各地で違法集会が行われる中、先に、米国大使館は「ロシアの38都市における抗議活動の報道」に注視していると明らかにした。米国大使館は「平和的な抗議、表現の自由に対するすべての人々の権利を支持する」とし、ロシア政府の措置は「これらの権利を抑制することを目的としている」という趣旨の発表をした。23日、ロシア外務省は、過激派を扇動するような試みは二国間関係に悪影響を及ぼすだろうと表明した。

ザハロワ報道官は「米国人そして米国人外交官は、外務省に呼び出され、そうしたことすべてがどのようにして彼らの頭に浮かんだのか語ってくれるでしょう」と語った。

さらに、ザハロワ氏はこのように指摘した。

米国大使館は、抗議活動のルートマップを作成しただけでなく、クレムリン見学に関する内容まで盛り込んだということに注目したい。礼を失するとでもいうべきです。これはモチベーションアップのためですか?それとも呼びかけですか?指示ですか?煽動ですか?まぁ、話しましょう。

モスクワ中心部 違法集会に約4000人が参加=首都警察
無許可の違法集会は、23日にロシアの各都市で行われた。先に、ナワリヌイ氏の支持者らはインターネット上に無許可の抗議活動に関する情報を掲載し、参加を呼び掛けた。内務省と連邦検察庁は、同様の集会への参加と参加の呼びかけに対する責任を繰り返し市民に警告してきた。また、連邦検察庁はこうした呼びかけを行うサイトへのアクセスを規制するよう求めた。

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官によると、抗議活動を呼び掛けているのは「特定の扇動者」であり、その活動については「深く承知している」とコメントした。

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