ナワリヌイ支持者による抗議集会 ロシア国外の各都市でも開催【写真・動画】

23日、ロシアの他にも各国の都市で、アレクセイ・ナワリヌイ氏支持者によるいくつかの集会が行われた。
この記事をSputnikで読む

伊ローマでは、パンテオン付近でロシア出身者とロシア語話者のイタリア人の約100人が集会を行った。

オーストリアの首都ウィーンでは、ロシア大使館の建物付近に約250人が集まった。

ベルギーの首都ブリュッセルでは、市当局の承諾を得て、欧州議会の複合施設の前にあるリュクサンブール広場で集会が行われた。集会には約100人が参加した。市当局は、ベルギーの新型コロナウイルス対策に従い社会的距離を確保するため、100人以下に限って集会を開催することに同意した。

独ベルリンで行われた集会には数百人が参加し、市警察によると「通常の街頭抗議行動と同じように」秩序が保たれた。

ジョージアの首都トビリシでは、スイス大使館内のロシア利益代表部で集会が行われ、数十人が参加した。


23日、ロシアの各都市で無許可の違法集会が行われた。先に、ナワリヌイ氏の支持者らはインターネット上に無許可の抗議活動に関する情報を掲載し、参加を呼び掛けた。内務省と連邦検察庁は、同様の集会への参加と参加の呼びかけに対する責任を繰り返し市民に警告した

モスクワ中心部 違法集会に約4000人が参加=首都警察

欧州議会では19日、ナワリヌイ氏の逮捕に関する議論が行われた。複数の議員は、EUによるロシアに対する追加経済制裁の発動を提案し、ノード・ストリーム2の建設完了に反対することなどを求めた。欧州委員会の代表は、ナワリヌイ氏周辺の状況に関して25日に「可能な措置」に関して協議するとしている。

ナワリヌイ氏の拘束については、欧米の政府高官ら批判の声明を発出した。これに対し、ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は国際法の順守を呼びかけたほか、内政干渉することなく、自国の問題に取り組むよう助言した

関連ニュース

コメント