Telenorはまず、eヘルスケア市場に焦点を当てるとしている。2021年にはメンタルヘルス関連の新たなツールやサービスが開発されるという。同社の予測では特に「独り者」をサポートするためのチャットボットがまもなく登場し、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)技術が活用されるという。
そのほか「グリーン」テクノロジーも普及するとみられている。コロナ禍で気候変動に関する議論がさらに活発化しているからだ。世界ではエネルギー消費を最適化するためのAI(人工知能)システムが導入され、輸送最適化と空気の予測により都市はさらに「スマート」になるという。農業ではロボットやドローンが活用される。
Telenorは最後に、サイバーセキュリティ分野の役割が大きくなるとも指摘している。多くの企業がテレワークに移行する中、特にログインやパスワード管理において重要な役目を果たすからだ。またデジタル教育市場も成長すると見込んでいる。