新型コロナウイルス

「英国型」変異種を検出する新たな検査システム、ロシアでテスト

ロシア連邦消費者権利保護・福利監督庁のアンナ・ポポワ長官は、英国で確認された新型コロナウイルスの変異種を検出できる新たな検査システムのテストが現在ロシアで行われていることを明らかにした。
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ポポワ長官は、新型コロナウイルス対策調整評議会幹部会で「われわれは、新型コロナウイルスを検出し、それを過去1年間ですでに周知のものとなり現在ロシアで主に流行しているものと区別できるPCR検査システムである新たな検査システムをテストしている」と述べた。

ポポワ氏はまた、通常のコロナウイルスに感染した人の免疫は「英国型」変異種に対しても効果的だと述べた。

英国型変異種

英国のハンコック保健相は2020年12月14日、国内で新型コロナウイルスの変異種が検出され、これがイングランド南東部での急速な感染拡大に関係している可能性があると伝えた。現時点での分析によると、変異種は従来種よりも感染速度が速く、感染力は70%余り強い可能性があるという。 一方、現在のところ、変異種が致死率や重症率を上げる証拠は見つかっていない。この変異種はすでに8カ国で確認されており、ロシアを含む一連の国が英国との航空便を一時停止した。当初、日本は英国からの入国者に対する水際対策を強化すると発表したが、日本政府は12月28日、全ての国・地域からの外国人に関し、条件付きで認めてきた新規入国を2021年1月末まで一時停止した


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