新型コロナウイルス

日本 アストラゼネカ社製コロナ用ワクチンの大量生産を開始へ

日本のバイオテクノ企業JCRファーマ株式会社は、英アストラゼネカ社のオリジナルメーカーからコロナウイルス用ベクターワクチンを受け取り、9000万本の大量生産の開始を予定している。サイト「Nikkei Asia」が報じた。
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ワクチンの現地生産に向けた準備はすでに昨年始まっており、この場合、初ワクチンの流通開始は2021年5月に入ってからと想定されている。以前、JCRファーマ株式会社は、ワクチンの生産は行っていなかったが、ワクチンに必要なアデノウイルスベクターの培養は可能だった。これはつまり同社はベクターを輸入に頼らなくていいことを意味している。

アストラゼネカ社のワクチン生産には新技術が適用され、それではコロナウイルスの遺伝子データが活用される。ウイルスの遺伝子コードが人間の細胞に注入され、それにより人工的に免疫反応が誘発される。また、このワクチンは、ベクターとしてアデノウィルス(または人間の細胞への一種の遺伝子コードの『キャリア』)が使用される。

12日、アストラゼネカ社は、欧州連合における自社コロナ用ワクチンの登録申請を提出したと報じられた。


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