イラン原子力庁は分離機の設置はウラン濃縮が目的と説明している。
同庁によれば設置は3か月にわたって行われていた。
イランは核兵器の開発について過去に一度も認めたことはない。イランの核開発プログラムについては2015年、ロシア、米国、仏、英国、中国、独との合意で経済制裁を止めることを引き換えにこれを凍結する内容の「イラン核合意」が結ばれていた。ところが2018年5月、当時のトランプ米大統領が一方的にこの「イラン核合意」から脱退した。
2020年末、次期大統領となるバイデン氏はイランとの核取引に米国が復帰する構えを表していた。
関連ニュース