新型コロナウイルス

シンガポール政府、コロナワクチン接種後の合併症発病に7500ドルを給付

シンガポール政府は、コロナウイルスワクチンの接種後に深刻な副作用が発生した場合、1万シンガポールドル(約78万4000円)を給付するという。シンガポール保健省によるこの新たな財政支援プログラムについて、29日、シンガポールのザ・ストレーツ・タイムズ紙が伝えている。
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シンガポール保健省は、声明の中で「今回の提議は、予防接種の必要性に対する国民の信頼を高めることを目的としている」と表している。特に、集中治療室での入院が必要な状態の人には、一括払いでの給付が可能となる。死亡あるいはその後の人生に影響を与えうる深刻な合併症が起きた場合、シンガポール政府は22万5000シンガポールドル(1765万5975円)を給付するという

また、シンガポール保健省は、このプログラムはシンガポール国民だけでなく、外国人の定住者とその家族も対象としていると明らかにした。

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シンガポールでの新型コロナウイルスワクチンの接種は2020年末に始まった。ファイザー社とバイオエヌテック社のワクチンが最初に医療従事者、次にリー・シェンロン首相率いる政府閣僚、そして感染リスクの高い国民に接種された。国民の予防接種は1月27日に開始され、国民の多くは2021年の第3四半期までに予防接種を受けることができると予想されている。

シンガポールでも2020年12月末、新型コロナウイルス変異種の感染者が初めて確認されている

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