中国大手資産管理会社元会長の死刑執行 収賄罪などで

中国で29日午前、収賄や汚職、重婚の罪で死刑判決を受けていた、共産党委員会の元書記で中国大手国有資産管理会社「中国華融資産管理」の頼小民(Lai Xiaomin)元会長の刑が執行された。中国中央電視台が報じた。
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刑の執行前、頼元会長は近親者と会うことが許されたという。

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頼元会長は1月5日に死刑判決を受けた。裁判所は、頼元会長が2500万元(約4億円)超を着服したほか、17億9000万元(約285億円)の賄賂を受け取ったとした。また、頼元会長は既婚者でありながら、他の女性たちと同棲していたことが明らかとなった。

頼元会長は1月5日に死刑判決を受けた。裁判所は、頼元会長が2500万元(約4億円)超を着服したほか、17億9000万元(約285億円)の賄賂を受け取ったとした。また、頼元会長は既婚者でありながら、他の女性たちと同棲していたことが明らかとなった。

家宅捜査では、賄賂として受け取った約2900万ドル(約30億3700万円)の現金が入った金属製の箱が見つかった。頼元会長は賄賂について、自分にとってはスーパーに行くのと同じくらい馴染みのことだったと述べた。

2019年、汚職の疑いが持たれている中国・広州市の元市長の自宅の地下室で、汚職に関する世界記録となる13.5トンの金の延べ棒が見つかったと報じられた。

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