イラク国内 米イラク合同作戦 ダーイシュ幹部1人排除

米イラクの合同作戦により武装派組織「ダーイシュ」の幹部1人が殺害された。先週バグダードで死者32人、負傷者100人以上を出したテロ事件の報復と位置付けられている。テロ事件についてはダーイシュが犯行声明を出していた。ニューヨーク・タイムズ紙が伝えている。
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米軍とイラク治安当局は合同作戦を実施し、戦闘員ジャバール・サルマン・アリ・ファラン・アルイサヴィ(Jabbar Salman Ali Farhan al-Issawi)、通称「アブ・ヤッセル」を排除。同戦闘員は1月27日にイラク北部キルクーク市内で殺害された。NYT紙が報じた

NYT紙によると、アブ・ヤッセルはイラク国内の「ダーイシュ」戦闘員の行動を調整する役目で、同国における過激派組織の影響力を復活させようとしていた。今回の作戦でほかに「ダーイシュ」メンバー9人が殺害された。イラク政府および米国政府の情報によると、作戦の準備には数カ月を要したという。

昨年6月、米国を中心とする有志連合はイラク領内の「ダーイシュ」拠点3か所を一掃した。

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