米レコードレーベル、マリリン・マンソンとの契約解消 虐待の告発で

米レコードレーベル、ロマ・ヴィスタ・レコーディングスは、虐待の告発を受け、歌手のマリリン・マンソン氏との契約を解消した。1日、米ハリウッド・リポーター誌に掲載された同レーベルの声明文で述べられている。
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同レーベルの声明文には「本日、マリリン・マンンソン氏の虐待を告発したエヴァン・レイチェル・ウッド氏らの主張を考慮し、ロマ・ヴィスタはマンンソン氏の最新アルバムのプロモーションを即刻中止する」との記載がなされている。

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ハリウッド・リポーター誌は、レーベルのウェブサイトからマンソン氏に関する記載が削除されたことを強調している。マンソン氏は2015年にロマ・ヴィスタ・レコーディングスとの提携を開始し、この間に3枚のアルバムをリリースした。最新のアルバム「We Are Chaos」は、2020年9月にリリースされた。

1日、マンソン氏と4年に渡り交際していた女優でモデルのエヴァン・レイチェル・ウッド氏は、マンソン氏から虐待を受けていたことを明かした。ドラマ「ウエストワールド」に出演したことで知られるウッド氏によれば、報復や脅迫の恐怖に怯えて生きていくことはもうできないという。その後、ウッド氏への後押しとして、さらに4人の女性がマンソン氏による不品行を告白した。

2018年、米ロサンゼルス検察は2011年10月に女性をレイプしたとされるマンソン氏の判決について、時効であるという理由から正式に棄却した。

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