プロジェクトには5000万ユーロ(約63億3500万円)が拠出され、週4日間勤務に移行する企業の支援などに充てられる。なお、企業の財政状況を安定させるため、支援金は徐々に減額される。
プロジェクトの目的は、労働生産性の向上、環境への影響低減、従業員の健康増進。政府は今後、最初にどの活動分野の企業に実験を許可すべきかを決定する。
発案者の1人である中道左派政党「わが祖国(Mas Pais)」のイニゴ・エレホン党首は、プロジェクトへの批判に対し、すでに100年前に8時間労働も不可能だと思われていたと述べた。
先に、日本の金融グループ「みずほフィナンシャルグループ」は希望する社員が週休3~4日で働ける制度を導入する計画だと報じられた。
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