ドラッグ・ポリシー・アライアンスは「本日オレゴン州は、あらゆる種類の少量の薬物の所持が非犯罪化され、治療、リハビリ、ハームリダクション(被害の低減)サービス、その他のサービスへのアクセスが著しく改善された米国初の州となった」と発表した。
ドラッグ・ポリシー・アライアンスの事務局長カサンドラ・フレデリック氏は「この法律は薬物使用に対する国による追跡、非難、刑事責任からの人々の保護を目的としており、人々は必要な支援へのアクセスを得ることができるようになる」と発表した。
オレゴン州では2020年11月に実施された住民投票で、ヘロインやコカインなどのハードドラッグの少量の所持を非犯罪化することが決定した。「Measure 110」は、一定量の薬物の所持について、起訴はされず、薬物の種類に応じて最高100ドル(約1万円)の罰金または薬物依存症の検査を受けるとしている。