ミャンマーの軍部 新たな権力機構を創設

ミャンマーの軍事クーデターの首謀者らが、非常事態体制の執行のための新たな権力機構となる国家管理委員会の創設を発表した。ミャンマー・タイムズ紙が報じた。
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発表によれば、同委員会は11人で構成され、軍の最高指令官であるミン・アウン・フライン上級将軍が責任者となる。

ミャンマーでのクーデター

ミャンマーでは2020年11月8日に総選挙が行われ、2月1日には第1回目の連邦議会(国会)が行われる予定だった。連邦議会開催の数時間前の1日午前、選挙管理委員会と与党の国民民主連盟(NLD)が選挙で不正を行ったと非難していた国軍は、ウィン・ミン大統領やノーベル賞受賞者のアウン・サン・スー・チー国家顧問(事実上の首相)と政府指導者らを逮捕した。また、逮捕者らには他の高官も含まれている。

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、ミャンマー国軍によるクーデターについて、同国で達成された民主化の進展を損なっているとの懸念を示している。
ミャンマーでクーデターを実行した同国の軍は、総選挙を実施すると発表した。

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